
Tilyより、2023年7月に発売されたアダルトゲームです。価格の割にはしっかり楽しめました。特に、癖のあるヒロインが素晴らしかったです。めんどくさくて。
ネタバレは個人的感想に書こうと思うのですが、FANZAで体験版がプレイできますので、興味がわいた方は一度試してみることをお勧めします。
独特の世界観がなかなか良かったです。
あらすじ・概要・サンプル画像
SNSで企画された文芸合同誌に参加した、大学生の主人公。
寄稿者の一人の文章に“一目惚れ”し、打ち上げの飲み会に顔を出すことに。打ち上げの場で、ひとりぽつんと座っている知的で可憐な女性に目を奪われ……、
一緒にお酒を飲んでいたはずが、気が付いたらカラオケボックスの個室!
そしてそこには淫らな妄想で自慰にふける女性の姿があった!?PNからてっきり男性だと思っていた“寄稿者”は彼女で、
しかもバッドエンドな妄想でしか興奮できない特殊性癖の持ち主だったのだ。「君が書くハッピーエンドが見たい」と願う主人公に対し、
FANZA
彼女は「君がぐうの音も出ない最高のハッピーエンドを見せてくれたら」と応じる。
主人公は彼女のためにハッピーエンドの物語を綴り、
彼女が同じシチュエーションでバッドエンドの素晴らしさをプレゼンする。
二人のおかしな対決はやがて、妄想の果ての淫らな“ごっこ遊び”へと至るのだった。
サンプル画像







詳細・購入
FANZA

関連動画
OPムービー
個人的感想
紫音さんがとにかく可愛かったです。破滅的な願望を抱いているように見えるかもしれないけど、実際は普通の女性ですね。それは悪い意味ではありません。
恐らくは、「バッドエンド(悪い結末)」を愛しているという導入部での評価は、少し本質から外れていて、むしろもし物語が終わるとしたら、終わりの悲しさや苦しみに共感してくれるようなバッドエンドの方が良いと思っている、という方が近いかもしれません。実際、物語の途中でそのような示唆があったりもしていました。
物語が終わって欲しくないという気持ち、ずっと続いてほしいという感覚は、ハッピーエンド(幸せな結末)を望む感覚やバッドエンドを望む感覚と同じくらい強いか、それ以上に普遍的な考え方だと思います。その微妙なバランスをうまく突いてくるシナリオの構成が本当に素晴らしかったですね。