
GLOVETYより発売のアダルトゲームです。本作は、『アインシュタインより愛を込めて』と、アペンド版『APOLLOCRISIS』がセットなった作品です。無印版『アインシュタインより愛を込めて』は2020年10月発売です。
正直、無印版には若干の物足りなさがありました。アペンド込みだと名作と言えると思います。
アペンド版『APOLLOCRISIS』はメインストーリー、グランドルートの続きの話になります。無印版ではストーリーの結末が何となく理解しにくい雰囲気で終わっていましたが、その疑問点がきちんと解決されて、すっきりとした結末が迎えられたので、今作のエンディングには大いに満足できました。他の登場キャラクターに関連する物語には、少々不満が残る面もありましたが、個人的にはアペンド版は必須といえると思います。
この記事の目次
あらすじ・サンプル画像
人の気持ちが分からない奴だと言われる。
だけど人の気持ちなんて、誰に分かると言うのだろう?
夏のはじまり。
北牧学園2年生。試験で毎回首位の愛内周太(あいうちしゅうた)は、はじめてその座を明け渡す。
トップになったのは「有村(ありむら)ロミ」という、ネットで先鋭的な論文を発表し続ける、
謎の少女だった。そして、周太はロミにある相談をもちかける。
「愛内周太(あいうちしゅうた)」「有村(ありむら)ロミ」
FANZA
2人の天才の出会いをきっかけに、
はるかな夏の冒険が始まる。
サンプル画像





詳細・購入
FANZA

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音楽
「Answer」Duca
「新世界のα」Luna
「新世界のα(male ver)」ひょん
「願い星」Luna
「アインシュタインより愛を込めて」Luna
個人的感想
個人的には、無印版のエンディングは、あんまりすきではありませんでした。しかし、アペンドという形で提供された追加要素があれば、最後までプレイしてよかったと感じられました。
サブタイトルであるアインシュタインの言葉「知識の唯一の源は経験である」という意味が、しっかりと伝わりました。公式サイトに掲載されていた新島氏のコメントである「はらはらして泣けて何かしら心に残せるもの」を目指したという今作品は、本編だけではその表現がうまく伝わってこなかったですが、アペンドまでプレイすることで、自分なりにその感情が理解できたような気がします。また、素晴らしい音楽は本編同様に見事であり、アペンド用に新たに作られたBGMも素晴らしかったです。
アペンドという名称だけでは、この追加要素のクオリティーを十分に表現できていないほど、内容が素晴らしかったですね。