
FAVORITEより、2019年12月に発売されたアダルトPCゲームです。同ブランドの処女作である、「星空のメモリア -Wish upon a shooting star-」とそのファンディスクである、「星空のメモリア Eternal Heart」をHDリメイクした作品になります。
リメイク前の作品を10年以上前にプレイしただけなので、個人的な感想は最下部に隠しておきますが、印象としては良作という印象です。楽曲は今聞いてもやっぱり作品に合っていると思います。一度試聴してみてください。
この記事の目次
あらすじ・概要・サンプル画像
昔ながらの坂や小道の多い、北の港街──雲雀ヶ崎(ひばりがさき)。
夜空は澄み、満天の星々は都会では決して見ることが叶わない。
それは星の神話に彩られた、幻想的な舞台。
そんな街で死神少女がその大きな鎌で刈るのは命ではなく、「悪夢」。
ヒロインたちの悩みを解消し、困難を乗り越え、恋を育んでいく物語の途中では、いつも死神少女が主人公の背中を押してくれる。数年ぶりに雲雀ヶ崎に帰って来た洋は、子供の頃の引越しで離れ離れとなった幼なじみとそっくりな少女と出会う。
小さな背に不釣合いな大きな鎌を持ち、自分のことを死神と呼ぶその少女──メアは、幼なじみと同じく星が好きらしく、
この街で一番星がきれいに見える展望台に、満天の星空が広がる夜になると現れるのだった。
幼なじみの影響で星に興味を持っていた洋は、展望台でいつもぽつんと立っている死神の少女に会いに行くと、決まって一緒に夜空の星々を見上げていた。
幼なじみと再会できぬまま、幼なじみと再会の約束を交わしたその場所で、メアとふたりで七夕の織姫と彦星に思いを馳せていた。
そして、そんな奇妙ででこぼこなふたり組みに、天クルの仲間も加わるようになっていく。洋が転入した雲雀ヶ崎学園には、天体観測を主な活動とする天クルという名のサークルがあった。
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だが天クルは現在、部員数がひとり足りないために正式な部活として認知されず、屋上の使用許可をもらえずにまともな活動ができていなかった。
明日歩に誘われて天クルに入部した洋は、まずは天クルをれっきとした部活に格上げするために、仲間たちと奔走することになる。
妹の千波や死神少女のメアにまで声をかけるが、勧誘は思うように進まない。
そして最後の望みをかけ、星占いが趣味らしい衣鈴に入部してもらうため、天クルはある作戦に乗り出すのだった。
ブランド | FAVORITE(作品公式サイト) |
発売日 | 2019年12月20日 Wish upon a shooting star 2009年3月27日 Eternal Heart(FD) 2010年1月29日 |
原画 | 司田カズヒロ ミズタマ みなみ GT |
シナリオ | なかひろ |
音楽 | 忍 新垣トシオ 橋本みゆき 霜月はるか 茶太 山本美禰子 |
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詳細・購入
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音楽
「Eternal recurrence」橋本みゆき
「星空のメモリア」茶太
「星の夢~Gathering the stars of love ~」霜月はるか
「Kaleidoscope」霜月はるか
「宙のヒカリ」茶太
「冬のダイヤモンド」山本美禰子
個人的感想
プレイしてからだいぶ時間が経ってしまったので、かなり適当な感想になってしまうかもしれません…。
この作品は、乙津夢を中心に据えた物語になっており、同時に、メアに深く関わる要素が含まれているため、夢好きやメアファンの方々にはかなり満足できる内容だと思います。雰囲気ゲーとキャラゲーの要素がうまく融合した作品だと言えます。ただ、時折主人公が過激すぎる行動を取っている場面があり、少々引いてしまうこともありました。
あと、こさめさんのルートも雰囲気が強いため、比較的満足できる点が多かったと思います。
一方で、マイナス面として挙げられる点は、他のキャラクターのルートが付け焼刃のように感じられることです。共通の途中で少しずつ情報が追加されていくため、やや冗長に感じました。特に、明日歩のルートでは、彼女がヒステリックになっても、もう少し対応してほしかったという印象を受けました。