Twitterで人気
FANZA GAMES『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO【Windows10対応版】』エロゲ界の金字塔ともいえる傑作エロゲーム

 elfより、1996年に発売されたアダルトPCゲームのWindows10対応版です。

 まぁ、絵柄を見てもらえれば分かると思いますが、当然、現在の水準からは程遠いものですね。さらに声もありません。

 が、本作が無ければ、現在につながるエロゲー文化もまた違ったものになってたんではないか、と個人的には思っているくらい、時代の分岐点になった作品です。

 遺跡見学に行くつもりでプレイしてみてほしいですね。今でも感動できる作品であることは間違いないと思います。

あらすじ・概要・サンプル画像

主人公・有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も
二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。

全てにおいて活力を失ってしまった学生最後の夏休み。
ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった
妙な物体が入った小包が届けられる。
同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が……?!

「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」

指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。
そこには学園長と謎の転校生の姿も。
瞬間、地響きとともに光に包まれる…。

並行世界を駆け巡る旅が、今、始まる――――

FANZA
ブランドFANZA GAMES(公式サイト
発売日2023年3月31日
原画長岡康史
シナリオ菅野ひろゆき
音楽梅本竜 高見龍 神奈江紀宏

サンプルCG

詳細・購入

FANZA

詳細・購入

個人的感想

 この作品は、ゲームプレイとストーリーのバランスが非常に優れています。ストーリーが面白いだけでなく、並行世界の表現やアイテムの収集や使用などの機構を通じて、読む以外にも楽しみがあります。この作品はアドベンチャーゲームが単なる選択肢だけでないことを再確認させてくれます。

 この作品は、2000年代以降のすべてのアドベンチャーゲームに影響を与えたと言っても過言ではありません。特に、ループものに関しては大きな影響を与えました。

 これ程過去の作品で、名作と称されたゲームの中でも、今でもプレイして楽しめると感じるのは、菅野氏の作品だけです。

 この作品は、業界に登場する可能性すら分からないほどの素晴らしい才能が、長い時間をかけて作り込んだ至高の傑作です。

紹介作品のセール情報をX(Twitter)で配信しています

おすすめの記事